東山動植物園のチケット・駐車場・ゴリラ情報!マヌルネコの命名式や名古屋からのアクセスを徹底解説
ホテルレビューン事務局

名古屋を代表する東山動植物園で、この秋「マヌルネコの命名式」が行われ、多くの来園者や動物ファンの間で話題となりました!
連休中にはSNSでも注目が集まり、名古屋まつり2025やなばなの里、明治村といった周辺観光地とあわせて訪れる人も増えているようです。
今回は、命名式の話題を通して、イケメンゴリラ情報、最新のチケット料金、駐車場、アクセスまで、名古屋の盛り上がりと共にお伝えします。
目次
1.東山動植物園とは?

東山動植物園は、名古屋市千種区にある日本最大級の動植物園で、
動物園・植物園・遊園地・スカイタワーが一体になった総合パークです。
年間来園者数は全国トップクラスを誇り、地元では「東山(ひがしやま)」の愛称で親しまれています。
コアラやイケメンゴリラ“シャバーニ”など人気動物に加え、近年はマヌルネコやカワウソといった愛らしい動物たちもSNSで注目を集めています。
動物をゆっくり観察できるだけでなく、散策やピクニックができるエリアも充実しており、家族連れからカップルまで幅広い世代が楽しめる名古屋の定番観光スポットです。
2.動物園エリアの見どころ

引用:東山動植物園 公式HP
まず本園エリアでは、キリンやライオンなど王道の動物たちが出迎えてくれます。
中でもゾージアム(アジアゾウ舎)は日本最大級で、スリランカ建築を模した建物内でゾウの暮らしや歴史も学べる人気スポットです。

東山といえば外せないのがコアラ舎・コアラフォレスト。静かな観覧通路からコアラを間近に観察でき、解説パネルで生態も知ることができます。


バードホールでは、柵のないウォーク・イン展示が特徴。クジャクやインコがすぐそばを歩き、小鳥好きにはたまらない空間です。
そのほか、ふれあい広場ではヤギやヒツジとの触れ合いが楽しめ、小鳥とリスの森では自然の中で自由に動くリスたちをのんびり眺められます。

北園には ゴリラ・チンパンジー・コビトカバ・オオアリクイ など珍しい動物が多く、自然動物館 や 世界のメダカ館 も加わって、多彩な生き物と出会えるのが魅力です。
そして毎日開催される 動物のお食事タイム。コアラ、キリン、アシカなど、それぞれの“ごはんの時間”は来園者に人気の観覧イベントとなっています。
東山動物園と言ったらやっぱり、イケメンゴリラのシャバーニ

東山動植物園といえば、マヌルネコと並んで忘れてはならない存在が ゴリラの「シャバーニ」 です。
“イケメンゴリラ”として全国的に話題となり、その鋭い眼差しや堂々とした立ち姿は、今も多くのファンを惹きつけています。
シャバーニが暮らす 類人猿エリア では、家族で過ごす様子や、人間のように考えているかのような表情など、ゴリラの奥深い魅力に触れることができます。
時には岩の上で腕を組んで遠くを見つめる姿が見られ、その姿はInstagramなどでもたびたび話題に。
そんなシャバーニですが、10月20日は彼の誕生日で、2025年時点では19歳を迎えます。
彼のバースデー祝いに来園してみても面白いですね!
3.植物園エリアの見どころ

引用:東山動植物園 公式HP
東山の植物園は、地形を生かして四季折々の花や緑が姿を変え、何度訪れても新鮮な印象を与えてくれます。

特に 温室(前館・後館)は見どころ。前館は昭和12年の建築で、国の重要文化財にも指定されており、熱帯~亜熱帯の植物を展示する後館と並んで、異なる雰囲気を味わえます。
植物会館には、植物学者 伊藤圭介に関する資料が展示されており、植物と地域の歴史を感じるスポットです。
また、日本庭園風の也有園や合掌造りの家と湿地園も散策にぴったり!水辺の植物観察も楽しめます。

さらに、お花畑・花壇ではカラフルな花々やオリーブの巨木、春の桜並木などが季節の風景を彩ります。
バラ園・椿園 も外せない展示。特に椿は早咲き・遅咲き品種を揃え、中部地方の椿コレクションとして認定された展示もあります。インスタ映え必須の華やかな景色が広がっています!
4.東山動植物園で誕生したマヌルネコの命名式

引用:東山動植物園 公式HP
今年5月、東山動植物園で3頭のマヌルネコの赤ちゃんが誕生しました!
ちなみに、マヌルネコの展示は、ゴリラやチンパンジーと同じ北園エリアで行われています。
父親はオスの「エル」、母親はメスの「ミーニャ」。東山でのマヌルネコの出産は約20年ぶりということで、動物ファンや関係者の期待が高まっていました。
マヌルネコは、丸くふさふさした体とつぶらな瞳が人気の野生ネコ。
警戒心が強く、日中はなかなか姿を見せないことも多いため、“会えたらラッキー”な存在としてファンから親しまれています。
気になるお名前は!?
9月30日まで行われた愛称投票の結果、3頭の赤ちゃんにはノブ・ヒデ・ヤスという名前がつけられました!
投票には多くの方が参加し、命名式当日(10月13日 11:00~11:30)に正式発表されました。会場はカルフォルニアアシカ広場前、雨天時は動物会館レクチャーホールでの実施となりました。
名前の由来がカッコイイ!
今回決まった3頭の名前 「ノブ」「ヒデ」「ヤス」 は、
愛知・名古屋ゆかりの歴史人物である 「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」、いわゆる “三英傑” に由来しています。

投票は飼育員が考えた3つの候補名から行われ、
およそ1万4,000票中、6,300票近く がこの三英傑にちなんだ名前 に集まり、圧倒的な支持を得て選ばれました!
名古屋を代表する動植物園らしい、地域への親しみや誇りが込められた命名となり、
会場では「まさか歴史ネタで来るとは!」「覚えやすくていい」といった反応も上がったとのことです。
5.チケット料金や営業時間、駐車場情報
東山動植物園観覧券 チケット料金
区分 | 入園料(税込) |
大人(高校生以上) | 500円 |
中学生以下 | 無料 |
名古屋市在住の65歳以上 | 100円(要証明書) |
スカイタワーと共通観覧券・料金情報
チケット種別 | 大人(高校生以上) | 名古屋市在住 65歳以上 | 備考 |
単体スカイタワー観覧料 | 300円 | 100円 | 中学生以下は無料 |
動植物園+スカイタワー 共通観覧券 | 640円 | 160円 | セットで両施設利用できる券。中学生以下は無料 |
その他料金情報
・年間パスポート:2,000円(1年間で4回以上行くならお得)
・毎月第3日曜日「家庭の日」:中学生以下は全施設で無料
・名古屋まつり期間:動植物園も無料開放になる日あり
開園時間
午前 9:00 〜 午後 16:50 (最終入園:午後 16:30)
定休日 / 休園日
毎週月曜日(ただし月曜が祝日・振替休日の場合はその翌平日)
年末年始: 12月29日〜1月1日
駐車場
東山動植物園には 合計で約1,600台 分の駐車スペースが用意されています。
しかし春まつり・秋まつり・土日祝などの混雑時期には、午前中のうちにすべての駐車場が満車になることも多いため、公共交通機関の利用が推奨されています。
利用時間:午前8時45分〜午後5時
料金:普通車は 1回800円、大型車は 2,000円、二輪車は 400円
有料公式駐車場
駐車場名 | 収容台数 | 目安の入口・近さ |
正門前駐車場 | 90台 | 正門すぐ近く。徒歩1分程度。 |
北園門前駐車場 | 約136台 | 北園門が近くアクセス良好。 |
新池駐車場 | 約291台 | 本園〜北園方面へ歩きやすい位置。 |
スカイタワー前駐車場 | 約281台 | スカイタワー近辺、北園方面にも行きやすい。 |
植物園東駐車場 | 約360台 | 植物園に近い大型駐車場。 |
その他:星が丘駐車場、上池駐車場、緑橋下駐車場など | 少量 | 植物園寄り・穴場として使えることも。 |
無料駐車場
公式駐車場の中に無料で使える場所が2か所あります。
・緑橋南駐車場:約37台。上池門まで徒歩5〜6分程度。植田山駐車場:約129台。こちらは少し距離があるため徒歩10分前後。
・植田山駐車場:約129台。こちらは少し距離があるため徒歩10分前後。
ただし、春・秋まつり・ナイトZOO開催日など特別イベント時 は、有料に切り替わることがあるため注意が必要です
6.アクセス方法
公共交通機関でのアクセス
・地下鉄東山線「東山公園」駅下車、3番出口より徒歩3分
・地下鉄東山線「星ヶ丘」駅下車、6番出口より徒歩7分(植物園エリアへのアクセスに便利)
車でのアクセス
・東名高速道路:名古屋インターから県道60号線を西へ、約15分
・名二環(東名阪自動車道):上社インターから県道60号線を西へ約10分(北から来る場合)
・名古屋高速:四谷出口より一般道を東へ約10分
7.東山動植物園を中心に訪れたい周辺・名古屋観光スポット
① なばなの里(桑名市・三重県)

四季折々の花々と、国内最大級のイルミネーションが見どころのテーマパーク。
特に冬期のイルミネーションは圧巻で、「花ひろば」や「あじさい/花しょうぶ園」など、広大な花畑も楽しめます。
夜景と花の競演を目的に、夜の時間帯に訪れる人も多いスポットです!
② 明治村(犬山市、愛知県)

明治時代の歴史的建造物を移築・保存している野外博物館。
蒸気機関車の乗車体験やレトロな街並みを散策でき、時代を超えた旅気分が味わえます!
建築好き・歴史好きにも人気の施設です。
③ 名古屋まつり


引用:名古屋まつり 公式HP
名古屋まつりは、昭和30年から続く、名古屋の秋を象徴する一大イベント!
その目玉のひとつが、三英傑行列。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の鎧武者が従者を率い、豪華絢爛な行列を市街地で展開します。
加えて、山車揃・神楽揃・フラワーカーなど、多彩なパレードや伝統芸能の演目も街を彩ります。
祭典期間中には、名古屋城や東山動植物園を含む市内の観光施設が無料開放される日もあり、訪問者にとって絶好の機会となっています!
街全体が祭り一色になるため、動植物園を核とした旅とパレード観覧を組み合わせたプランも人気です。
2025年は、第71回目が10/18(土)・19日(日)に開催されるようです!
ぜひ足を運んでみてください!
④ うんこミュージアム NAGOYA(矢場町エリア)


SNS映えで人気の体験型ミュージアム。
「うんこ」をテーマにしたユニークな展示や写真スポットが充実しており、友達同士やカップルで笑いながら楽しめます。
東山動植物園で自然や動物を満喫した後の“ギャップ観光”としてもおすすめです!
⑤ 木下大サーカス(名古屋公演)

引用:木下大サーカス 公式HP
世界三大サーカスの一つ、木下大サーカスは名古屋でも定期的に開催される人気イベント。
ホワイトライオンや空中ブランコといった迫力のショーは、子どもから大人まで夢中になるエンターテインメント。
開催地は時期によって変わるため、東山動植物園と合わせて行く際は事前に日程と会場チェックを!
⑥ エアポートウォーク名古屋(豊山町 / 県営名古屋空港横)

旧国際線ターミナルを再利用した大型ショッピングモール。
映画館、レストラン、雑貨店などが揃い、屋上からは飛び立つ飛行機を間近で眺めることもできます。
動植物園からは車移動になりますが、帰り道の立ち寄りスポットとして人気です!
8.まとめ
名古屋を代表する東山動植物園は、かわいい動物との出会いだけでなく、季節の植物やのんびり散策が楽しめる丸ごと一日遊べるスポットです。
この秋はマヌルネコの命名式をきっかけに、園内はいつにも増して多くの笑顔でにぎわっています。
さらに、なばなの里や明治村、名古屋まつりなど、周辺にも魅力的なスポットが点在しているのも大きな魅力。
動植物園を中心に、名古屋ならではの歴史・自然・文化を巡る小さな旅に出かけてみませんか?
家族と、友人と、そして自分のリフレッシュにも!
名古屋の休日 を楽しむなら、東山動植物園は外せない場所です!
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