「帝国ホテル135周年記念」に潜入!宿泊なしで歴史と優雅なティータイムを楽しむ過ごし方
ホテルレビューン事務局
2025年11月3日、帝国ホテルが開業135周年を迎えます!
記念プログラムの一環として開催されている「帝国ホテルの今と歴史を巡る音声ガイドツアー」を実際に体験し、その後、本館1階ランデブーラウンジで優雅なティータイムを楽しんできました。
135年の歴史を持つ帝国ホテルには、どんな秘密や物語が隠されているのか?
音声ガイドで巡る特別展示から、格調高いラウンジでのティータイムまで、帝国ホテルの魅力を存分に堪能した一日を、写真とともに詳しくレポートします!
135周年を記念してロビーに飾られた、息をのむほど豪華な装飾や、ガイドツアーで明かされる秘話の数々は、まさに今しか体験できない感動でした。
☑ スマートフォンで楽しむ自由な音声ガイドツアー
☑ 135年の歴史を物語る貴重な展示品の数々
☑ 本館1階ランデブーラウンジの優雅な空間
☑ 135周年記念の特別メニュー
☑ 実際に訪れて感じた帝国ホテルの魅力
「一度は訪れたい憧れのホテル」帝国ホテル。
この記事を読めば、あなたも帝国ホテルの奥深い世界へ足を踏み入れたくなること間違いなしです!
帝国ホテル135周年記念プログラム全体はこちら

目次
1. 音声ガイドツアーとは?基本情報をチェック

▼ ここがポイント!
✔ スマートフォンを使ったそれぞれのペースで楽しめる音声ガイド
✔ 135周年を記念した特別展示を鑑賞
✔ 帝国ホテルの歴史や秘話を詳しく解説
帝国ホテル135周年記念「音声ガイドツアー」は、スマートフォンを使って自分のペースで楽しめる特別なプログラムです。
展示会場には、帝国ホテルが開業以来大切に保管してきた貴重な資料が並びます。実際に使われていた食器やリーフレット、昔のホテル全体模型など、写真だけでは伝わらない臨場感がそこにはありました。
音声ガイドでは、展示品一つひとつにまつわるエピソードや、135年の歴史の中で紡がれてきた物語を聴くことができます。「こんな秘話があったのか!」と驚きの連続でした。
- 開催場所:帝国ホテル 東京 本館内
- 参加費:1,100円(消費税込)※レストランと合わせての利用(単体での販売はなし)
- 所要時間:約20~30分(自由に調整可能)
- 用意するもの:スマートフォン、イヤホン(推奨)
- 対応言語:日本語および英語
- 利用可能時間:11:30~23:30(所要時間 約20~30分)
※購入当日のみ有効。販売時間は販売店舗の営業時間に準じます。
2. 実際に体験!音声ガイドツアーの始め方

▼ ここがポイント!
✔ 予約不要で当日対象店舗に向かうだけ
✔ 初代帝国ホテルの写真が載ったマップが貰える
✔ イヤホン持参がおすすめ
✔ 写真撮影も自由に可能
音声ガイドツアーは、帝国ホテル内の対象店舗で購入いただけます。
通常はお食事の際にご利用店舗で購入し、その後にガイドツアーをお楽しみいただけます。
今回は「ランデブーラウンジ」を利用し購入しました。
なお、お食事前の購入・利用も可能です。
代金を支払うとQRコードを提示してくれますので、ご自身のスマートフォンでスキャンし、音声ガイドサイトにアクセスして体験を開始します。
3. 展示エリアを巡る!帝国ホテル135年の軌跡

▼ ここがポイント!
✔ 開業当時の貴重な資料が見られる
✔ 歴代の食器やメニューの実物展示
✔ 昔の帝国ホテルの姿を知ることのできる模型
✔ 音声ガイドでより詳しく知ることのできる歴史
帝国ホテル中2階がメインの展示フロアになっています。ランデブーラウンジからスタートする場合、先ほど昇ってきたエレベーターでM2フロアへ下り、左手側に進んだところのエレベーターホールから始まります。
展示エリアは大きく分けて3つあり、それぞれで趣のある展示や歴史を感じられる展示を見ることができます。
■ 本館中2階エレベーターホール(レストランの資料)


最初の展示エリアはレストランの資料が主に展示されています。帝国ホテルで実際に使用されていた昔のメニューからあまり見ることのできないコックコート など、帝国ホテルの要とも言えるレストランの歴史を知ることができます。
このエリアにはレストランの資料の他に、渋沢栄一と帝国ホテルの繋がりをはじめとした帝国ホテル設立の歴史資料も展示されています。2024年から1万円札の顔となった渋沢栄一が帝国ホテルにどのような影響を与え、関わりがあったか、是非実際に展示をご覧ください。
■ 中2階から1階の眺め


エレベーターホールを抜けて進むと見えてくる本館正面ロビーでは、今尚帝国ホテルの顔として私たちゲストをもてなしてくれる、装花と多田美波氏が制作した「黎明(光の壁):れいめい(ひかりのかべ)」を見ることができます。
これらの管内装飾は他の展示と異なり、今も現役で役目を果たしているものですので、説明の書かれたボードなどはありません。そのため音声ガイドを持っている人だけが展示の説明を聞きながらその歴史などを知ることができます。
■ 本館中2階 オールドインペリアルバー付近(ライト館の歩み)


実は帝国ホテル、建物としては2代目であることをご存知ですか?
帝国ホテル2代目本館(通称:ライト館)は大正ロマン漂う今とは全く異なる外装をしていました。
このエリアでは、そんなライト館の実際の姿を見ることのできる模型や、ライト館で実際に使われていた食器や椅子などが展示されている他、オールドインペリアルバーの入り口のホワイエには、かつてこのバーを訪れた海外のセレブや来賓、VIPなどの写真やその当時使われていたコースターなどの展示も併せて見ることができます。
4. ツアー後はランデブーラウンジでティータイム

▼ ここがポイント!
✔ 本館1階の優雅なラウンジ
✔ 「光の壁」が織りなす幻想的な空間
✔ 予約なしでも利用可能(混雑時は待ち時間あり)
約30分ほどの音声ガイドツアーを満喫し、帝国ホテルの歴史と文化に触れた後は、本館1階にある「ランデブーラウンジ&バー」でティータイムを楽しむことにしました!
実はこのラウンジ、以前本マガジンで1度紹介したことがあり、最もアクセスされている記事なんです!もしまだ見ていない場合は、この機会に是非読んでみてください!
以前紹介した記事はこちら!

■ ラウンジの雰囲気

ランデブーラウンジの最大の魅力は、音声ガイドツアーでも紹介される「光の壁」が創り出す幻想的な空間です。
白を基調とした明るい内装に、天井から降り注ぐような光のアートが印象的。
座席はゆったりとした間隔で配置されており、プライベート感がありながらも開放的でした。BGMはクラシックを中心とした落ち着いた選曲で、会話を邪魔しない程度の音量。読書をする方、仕事の打ち合わせをする方、友人とおしゃべりを楽しむ方など、様々な過ごし方をするお客さんがいましたが、どこか統一された上品な雰囲気が漂っていました。
■ 今回注文したペストリーセット


今回、4種類のケーキの中から1つ選んで、コーヒーまたは紅茶とペストリーセットで楽しめるものを注文しました。私はフルーツタルトを、一緒に訪れた友人はショートケーキを注文しました。
フルーツタルトは写真を見ていただくと分かる通り、ゴロっと色々なフルーツがのせられており、なんとも贅沢な逸品でした。ショートケーキの方はテーブルに到着した瞬間から甘い匂いが香るほど新鮮で大きないちごがのっており、食べ応えのあるケーキで、どちらも上品な味わいでとっても美味しかったです!

セットのドリンクはコーヒーと紅茶をそれぞれ注文しました。紅茶は日本紅茶協会より「おいしい紅茶の店」に認定されたランデブーラウンジだからこそのおもてなしとして6種類もの選び抜かれた茶葉が用意されており、お好みを伝えるとおすすめを紹介してくれます。
このコーヒー紅茶、先に少し触れた以前特集した記事に詳細は書かれておりますが、なんとおかわりが何度でも無料なんです!
飲み物がなくなると、係の方がやって来て「おかわりはいかがですか?」とお伺いに来てくれるので、小っ恥ずかしくておかわりのお願いがしにくい...なんてこともありません!流石これが一流のおもてなしか〜と感心してしまいました。
【ランデブーラウンジ 基本情報】
- 営業時間:10:00~22:30(LO:22:00)
- 場所:本館1階
- 予約:当日受付(混雑時は待ち時間あり)
まとめ

帝国ホテル135周年記念の音声ガイドツアーとランデブーラウンジでのティータイムは、歴史と伝統、そして洗練されたおもてなしを同時に体験できる、まさに特別なひとときでした。
音声ガイドツアーでは、135年の歴史の中で紡がれてきた数々のエピソードや、帝国ホテルを支えてきた人々の想いに触れることができました。単なる展示を見るだけでなく、その背景にある物語を知ることで、帝国ホテルへの理解と愛着がより一層深まります。
そして、ツアー後のランデブーラウンジでのティータイムは、学んだ歴史を現代の体験として実感できる贅沢な時間でした。「光の壁」が創り出す幻想的な空間で、帝国ホテル伝統のスイーツを味わいながら過ごす午後は、まさに至福のひとときでした。
特典付きの135周年記念宿泊プランや、最新のイベント情報など、公式情報を確認して、最高のタイミングで訪れることを強くおすすめします!
「一度は訪れたい憧れのホテル」帝国ホテル。
この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
皆さんも是非、135年の歴史が息づく帝国ホテルで、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
